CFD取引において、金を扱う場合には、現物を取引するわけではなく、先物商品として取引を行うことになります。
では、このCFDにおける金相場、どういったことで価格が動くのでしょうか。
まず挙げられるのが、ドルとの関係です。
一般的には、金相場とドル相場とは「逆相関」、つまり、ドルが上がると金が下がり、ドルが上がると、金が下がるといわれています。
これは、ドル高になると、ドル建ての株式や国債、不動産などの金融価値が上がりますので、その結果として、資金が金からそちらの方へ流れるからであると考えられています。
ただ、近年では、ドル高になり、インフレ懸念が高まれば、金が買われ、金価格が上昇することもあるようです。
また株式市場も金相場に影響を与えます。
一般的には、株価が上昇すると、景気が拡大していると判断され、今後金相場へ資金が流れたり、経済の発展とともに工業用の需要が高まるといった見方、あるいは、インフレが起こるとも予想されるために、金が買われ、金価格が上昇する要因となります。
そして、金の需給関係も金相場に大きく影響します。
つまりは、供給に比べて需要が高まれば価格は上昇しますし、その逆、需要に比べて供給が多くなれば価格は下がることになります。
近年でいえば、中国とインドにおいて、金の投資が自由化され、経済発展の著しい両国による需要が急増し、金相場の上昇要因となっています。
また、今後金の生産量が減る、もしくは枯渇の危機にあるということが考えられれば、長期的な視点から見れば、金相場は将来的には値上がりを続けるであろうという見方もできるかもしれません。
他にも欧米では、年金資産をインフレなどのリスクから守るために金による運用を拡大させているようですので、このような年金の運用状況にも注意を向けておいた方がいいでしょう。